今回はトレンドアイテム「ビッグシルエットTシャツ」を解説します。
解説に使う物はユニクロ「ビッグシルエットポケツキT」。
また、比較レビューには人気のモンキータイムのビックTと比較しながら特徴などを解説。
今のビッグTのトレンド状況・全体像が詰まった記事なので、
ビックTの興味のある方は必見!
この記事の目次
ユニクロ「ビッグシルエットポケツキT」の特徴
見た目の特徴
ユニクロの「ビッグシルエットポケツキT」の見た目の特徴ですが、
形はビックTらしく肩幅はドロップショルダー(肩落ちデザイン)になるようなサイジング。
身幅も肩幅に習って大きめ設定。着たときにカラダが泳ぐようなサイズ感になっています。
胸のポケットのデザインも施されており、裾の両脇にあるお約束の段違いスリットデザインもしっかり入っています!
サイズ感
ビックTのサイズ感で大事なのは着丈の長さ。
もちろん肩幅・身幅も大事ですがそれよりも最も気にしないといけないポイントは着丈です!
ここで想定する体型は普通体型で考えます。
- 身長165cm~169cm→Mサイズ
- 身長170cm~179cm→Lサイズ
- 身長180cm以上→XLサイズ
着丈を意識すると以上のようになり、
以上のように着用すれば、ユニクロの「ビッグシルエットポケツキT」がカッコ良く見えるサイズ感になります。
※ちなみに管理人は175cm/普通体型でLサイズ着用しています。
生地感
生地感ですが、綿100%の素材で少しゴアゴアした感じ。(新品のままなので、ワンウォッシュすればもう少し柔らかくなるとは思いますが。)
生地の厚みは肉厚でとてもしっかりした生地感。
そのため透け感もなく、一枚で着ても乳首が透けてことはありません。
生地感は相当好感を持てます!
着心地は良くも悪くもない、普通の着心地。
肉厚な生地感は真夏にはちょっとだけ暑いかなあって感じがします。目を潰れるレベルですが。
色味
ここではホワイトカラーということでお話します。
色味はオフホワイトまでいかない白、真っ白な感じではないです。
最近のアパレルでは一般的な少しオフホワイトめなホワイトカラーかと思います。
汚れや日焼けなどが目立ちにくくなり、良いカラーかと思います。
cf.カーキカラーはもう少し色落ちした雰囲気なら良かったかと思いました。至ってシンプルなカーキって感じの色味。
モンキータイムのビッグTと比較検証
ビックTといえば「モンキータイム」と出てくるほど鉄板の域に達した感のある大人気アイテム。
モンキータイムがリリースしている人気モデルは2種類あって、
- モンキータイムオリジナルブランドのビックT
CALUX×モンキータイムの別注ビックT
モンキータイムのビックTとユニクロのビックTを比較しながら解説します。
見た目の比較
ユニクロとモンキータイムの2枚を比べると、
基本デザインのポケットや段違いスリット、ドロップショルダーになるサイジングなどは一緒。
少し違いがあるのは、モンキータイムオリジナルのスリットが
ユニクロやモンキータイム別注と比べると前身頃と後身頃の段差がよりメリハリが効いたデザインになっているところ。
段差がある分メリハリがあってカッコ良く見えますね。
サイズ感の比較
今回購入した物のサイズは
- ユニクロ:Lサイズ/着丈70cm
- モンキータイムオリジナル:Lサイズ/着丈69cm
- モンキータイム別注:Mサイズ/着丈69cm
以上になります。サイズ選びは着丈の長さで選びました。
数値的には着丈は70cm前後がキー。
着用する想定体型には普通体型で身長170cm~179cmの人が合うサイズ感で全てセレクトしたサイズになります。
3点とも着丈は一緒ですが、ユニクロのみ少し身幅にゆとりがある感じになります。
一般的な標準体型・身長の方でしたら、上記のサイズでバッチリハマると思います!
肩幅・身幅を意識してしまい、サイズダウンして着丈が短くなるのにはご注意ください。
ワンサイズ違いのものを比較採寸しましたが、肩幅・身幅にサイズの違いは少ないです。
生地感の比較
3点の素材は
- ユニクロの素材:綿100%(中国製)
- モンキータイムオリジナルの素材:ポリエステル65% 綿35%(中国製)
- モンキータイム別注の素材:綿100%(アメリカ製)
になります。
ユニクロと比べると、
まずモンキータイムオリジナルは
モチモチした柔らかい感じで、イメージ的には学校の体操着(ジャージ素材)のような生地感。
違和感のある人はダメかもしれませんが、肌馴染みはとても良く見た目の生地感も綿100%とあまり変わらない。
ポリエステル混なので洗濯機でガシガシ洗っても型崩れしにくいでしょう。
次にモンキータイム別注は
アメリカ製なこともあって、素材にこだわったており個人的にはとても好感触な生地感。
コシのあって頑丈な感じ。他とは違う独特の生地感はやはり価値がある。
そして、この生地感ですが、スゴイというか悔しいというかユニクロとよく似た感じの生地感なんです。
ユニクロを手に取った瞬間、「ヤバイっ!いいぞコレ!」と思ったほどです。
それだけ今回のユニクロの生地感は良いと言えます!
色味の比較
ホワイトカラーの比較になりますが、
上記でも述べたようにユニクロは少しオフホワイトな感じのホワイト。
モンキータイムの2点は標準的な白という感じの明るめの白です。
cf.色味のあるカラーの場合、モンキータイム別注はオーバーダイといって後染めによる独特の色落ち感があります。特にカーキの雰囲気は最高。
ビッグTの着こなし&コーデ術
繰り返しになりますが、ビッグTの着こなしポイントは着丈の長さにあります。
ウエスト周りがスッポリ隠れる位にしてあげるとシルエットの面積にメリハリが効いて、
バランスのとれたビッグTの着こなしになります!
トップスとボトムスの面積のバランスが、トップスの方に面積の比重が多くなるような感じにしてあげるといいかと思います。
cf.肩幅・身幅も関係ないとは言いませんが、ワンサイズの違いでそれほど影響は出にくい。
では、
具体的にコーデを見ながら解説していきますね。
出典 http://wear.jp/kinnobuta714/10126363/
この着こなしでも十分ですが、ビッグTをもっと活かすなら身長的にもサイズをLサイズにして着丈をもう少し長くなるようにしてあげるといいかと思います。
出典 http://wear.jp/yskkty/10152248/
丁度①のコーデと同じ位の身長でLサイズで比較すると、②のコーデがボトムスよりトップの方が面積の比重が多くなり、ビッグTがよりカッコ良く見えます。
出典 http://wear.jp/1023ozil/10070153/
身長178cmでも、まだまだLサイズの着丈の長さで大丈夫。身長が180cm以上になるとXLサイズにした方がいいのかもしれません。
出典 http://wear.jp/ryota1023/10352597/
①のコーデと一緒で、Lサイズの方がよりビッグTがよりカッコ良く見えます。
出典 http://wear.jp/kotarokakeru/10077999/
身長が低い方はMサイズの着丈の長さが丁度いい感じですね。
トップスの方がボトムスと比べ面積が大きいのがポイント。
出典 http://wear.jp/bear415fg/10317720/
⑤のコーデと同様身長に対してトップスの着丈の長さが丁度いい。
出典 http://wear.jp/n40kun/10221620/
基本は身長的にもLサイズが標準ですが、もうワンサイズ上げてスーパービッグシルエットにするのもアリ。
ビッグシルエットポケツキTの詳細はこちら
出典 http://www.uniqlo.com/jp/
アイテム説明
・厚手でしっかりとした着心地のコットン100%素材。
・ざっくり着られる大きめのシルエット。
・ウォッシュ感があるので、シンプルな無地でも表情はたっぷり。
・胸ポケットがカジュアルなアクセント。
・女性がゆるめに着るのもおすすめ。
素材:綿100%
→『ビッグシルエットポケツキT』ユニクロ公式通販サイトはこちら
さいごに
ビックTシャツのトレンドですが、大衆の中でもトレンドに早めの人が去年の今頃着用し、
大衆の中でもトレンドに遅めの人が今年着用しています。
ユニクロのコスパに優れたビックTがこれだけ量産され大衆に行き渡れば、
今年でビックTシャツのピークを迎えたんじゃないかと思います。
これから徐々にトレンドは下降していき、それと同時にまた別のトレンドアイテムが出て来るでしょう。
だからと言って来年着てたらダサいかというとそんなことはありませんし、
2018春夏のコレクションを見る限り、ビックシルエットはまだもう少し続く感じですのでご安心ください。
さて、
今年のユニクロのビックTは素材・デザイン・価格と全てにパーフェクトを与えたくなるほどいい出来です。
よくGUと比べているのを見ますが、ほんの少しだけの価格差だったら間違いなくユニクロを選択した方がいいです。
一見似たようなアイテムでも、ユニクロのアイテムの方が確実にコストをかけているので、
価格差以上のゲインがあります。
ユニクロの「ビッグシルエットポケツキT」、今オンライン見たら限定価格になってさらにお安くなっております。
オンラインでは多くが在庫なしになっていますが、実店舗ならまだまだ十分買えると思います。
管理人もついつい4枚まとめ買いしてしまったほどおすすめアイテムですので、
ぜひチェックしてみてください!