ここ数年長いトレンドになっている「ロールアップ」。
トレンドというより、もはや定番テクニックの一つとして完全に定着しています。
しかし、
ロールアップの正しいやり方、役割(メリット)について分からない人も少なくないでしょう。
今回はロールアップについて詳しく解説します!
この記事の目次
ロールアップの役割とは?
出典 https://otokomaeken.com/mensfashion/6837
パンツの長さを調整するロールアップの役割は基本的に3つあります。
- 裾をダボつかせない。
- 靴下をチラ見せしておしゃれ度を盛る。
- 着崩すことで抜け感を作り出す。
1番目は修正テクニック。2、3番目はおしゃれテクニックになります。
裾をダボつかせない
出典 http://www.mensfashion.jp/
出典 http://www.mensfashion.jp/
ロールアップによって裾のダボダボを解消してくれます。
また、ロールアップが印象に与えるメリットの大きなものに
「足が長く見える」というものがあります。
靴下をチラ見せしてオシャレ度を盛る
出典 http://wear.jp/kouki1213/9526170/
今度のロールアップは単なる裾長を調整するためではなく、
履いている靴下をチラ見せするためのロールアップになります。
ロールアップし靴下をチラ見せすることで何がメリットかというと、
靴下の色を赤や白にすることでコーデの色の組み合わせに色をプラスさせる事ができます。
よく”差し色”というファッション用語を聞いた方も多いかと思いますが、まさにソレです。
例えば、
トータルコーデのカラーが全てモノトーン(白・黒・グレー)だった場合、
ここにロールアップし赤い靴下を見せることで赤のカラーをプラスさせる。
モノトーンで整っているいる所に赤で”着崩す”ということでオシャレを作り出すということです。
着崩すことで抜け感を演出
出典 https://otokomaeken.com/mensfashion/6837
やっていることは1番目と一緒に見えますが少し違います。
ここでやっていることは”素足”の足首を見せることで”着崩し”をやっています。
トータルコーデは全てキレイめアイテム、さらにカラーも全てモノトーン。
ドコからどう見てもキメキメの完璧なドレスファッションです。
そこにロールアップで着崩して”抜け感”を演出することで、
キメキメになり過ぎないようバランスを取っているのです。
レディースファッションでよく見られる”抜け感”と一緒。
抜け感とは、完璧なおしゃれではなく、どこか抜けた部分を作ること。
整い過ぎているものをあえて着崩しを入れ、
気取りがなく肩の力を抜いた感じを演出するファッションスタイルのこと。
カジュアル要素をプラス、ドレスダウンと言い換えてもいいと思います。
このテクニックの時に使うマストアイテムが「インビジブルソックス」。
”靴下を履いていないように見える靴下”のことで、このテクをするときには必要なアイテム。
「インビジブルソックス」の内容に触れた記事が、以下のリンクカードにありますので、
未読の方はぜひご覧ください。
ロールアップの正しいやり方とは?
ロールアップの正しいやり方のポイントはたったの3つ。
- ロールアップの位置
- ロールアップの幅
- ロールアップのまくり回数
ロールアップの位置
出典 http://wear.jp/genji/10281079/
ロールアップの位置は「くるぶし」か「くるぶしより少し上」辺りの位置がベスト。
もちろん、ファッションスタイルによってはもう少し上でも下でもアリ。
ロールアップの幅
出典 otokomaeken.com/mensfashion/6837
ロールアップ幅は3〜4cm、指2本くらいを目安にするのがベスト。
色々理屈はありますが、ここではできるだけ幅は小さくすると覚えておけばOK。
ロールアップのまくり回数
ロールアップのまくり回数は2〜3回位を目安にするのがベスト。
4回以上だと折った部分が分厚くなってかっこ悪いので注意しましょう。
また、
まくり回数が4回以上になるほど裾が長いパンツは、
裾上げするかしないかのボーダーラインにしてもいいかもしれません。
ハイカットの靴やブーツのときの裾の位置はどうするの?
出典 共にhttps://otokomaeken.com/mensfashion/6837
ハイカットのシューズの場合、パンツの裾位置は靴の一番上の部分まで折って、
足首が見えるか見えないかくらいの長さに合わせるのがベスト。
注.ロールアップはぐしゃぐしゃにならないように!
出典 http://okatazukeclub.blogspot.jp/
ロールアップはキレイにまくりましょう!
キレイにまくるコツは、最初まくりを丁寧にすることが大事。
一発目をピシーっと折り目をつけるとキレイにいきがち。
「ピンロール」ロールアップテクニックをご紹介!
出典 https://twitter.com/sneakerheadz00
スキニーのような細身パンツではなく、太めのパンツをロールアップするとき、
そのままロールアップすると、少し裾辺りが野暮ったくなってしまいますが、
「ピンロール」という最初に小さく折ってからロールアップする方法でまくってあげると
太めのパンツでも裾がスッキリ見えます!
さいごに
ここまで「ロールアップ」について解説してきましたが、いかがでしたか?
ロールアップというテクニックを持っているか持っていないかで
着こなしが全然変わってくることが分かって頂けたと思います。
今のメンズファッションには欠かせない着こなしテクニックが「ロールアップ」ですので、
ぜひ身につけてくださいね!
また、「ピンロール」というロールアップ方法もめっちゃ使えますのでぜひ試してほしいテクニックです!