コーデの色使いは3色までとか、モノトーン+1色とか一般的によく言われていますが、
もう一つ知っていてほしい色使いの方法があります。
それは「ワントーンコーデ」。
今回は、色使いの引き出しが増えるワントーンコーデを解説します!
色使いの引き出しが増える「ワントーンコーデ」とは?
出典 http://suzukimemo.com/post-11
ワントーンコーデとは簡単に言うと、コーデの色使いを1色を中心に組み立てる着こなしのこと。
例えば、「ブルー」という色をワントーンコーデのカラーに設定する場合、
(基本、この方法ではトップスとボトムスのカラーが一緒になるかと思いますが)
トップスに「濃いブルー」、ボトムス「薄いブルー」を使い「同色のグラデーション」を使ってコーデします。
上記の色画像だと縦軸のグラデーションでワントーンコーデを作るイメージ。
出典 http://wear.jp/junior1025/10480243/
①のコーデはワントーンコーデの基本中の基本。
トップスに薄めのブルーのシャツ。ボトムスにトップスよりも濃いブルーのデニムパンツ。
同色のグラデーションが自然とキマります。
①のコーデと同じブルーのワントーンコーデで、トップスとボトムスの逆パターンカラー。
コーデによく使うブルーデニムには「ネイビー系」のアイテムで合わせるのが鉄板!
出典 http://wear.jp/wear10034/9819802/
こちらはグレーのワントーンコーデ。
必ず薄めと濃いめグラデーションを作ろうと意識しなくとも、
自然とグラデーションになりがちだし、同色のトップスとボトムスでも素材感が違うだけで十分違いが生まれる。
出典 http://wear.jp/genji/10338050/
①②③のコーデのように色の薄さ濃さのグラデーションをつけないとダメなのかというと、
そんなことは決してありません。
④のコーデはグラデーションをつけないトーンが一緒のブラックを使ったワントーンコーデ。
このワントーンコーデでも全然ありですが、④のコーデをよく見るとガチャベルトのベージュが差し色で使わています。
トーンが一緒の場合、この差し色がより強調される特徴があります。
④のコーデではコレを巧みに使って、トレンドアイテムのガチャベルトをアクセントに組み立てた上級者コーデになります。
出典 http://wear.jp/kouki1213/9171457/
⑤のコーデも④と同じ、トーンが一緒のワントーンコーデ。
④のコーデのように差し色を使わなくても、素材感の違いで変化をつけオシャレする方法もあります!
⑤のコーデはアウターにレザー、インナーにニットを着ています。
レザーには堅い印象、ニットにはやわらかい印象があると思いますが、
この「堅いもの」と「やわらかいもの」の組み合わせはとても相性がよく、
オシャレ知識として頭の片隅に持っておくと便利!
出典 http://wear.jp/daaaa32/7985745/
ワントーンコーデは決してすべてのアイテムを同系色でまとめないとダメかというと、
そんなことは決してありません。ベースは同色系でまとめてそこに別のカラーを入れるのはオッケーです。
しかし、別のカラーを使う場合には条件があり、使うカラーは「モノトーン(白黒グレー)」でなければいけません!
モノトーン以外のカラーにしてしまと、せっかく作ったワントーンコーデの統一感が壊れてしまうからです!
⑥のコーデのように、ワントーンコーデのカラーはあくまでもベースは「ネイビー」。
そこに足元に白のスニーカーを使う分には何の問題もありませんし、むしろ統一感を盛れます。
つまり、同色系+モノトーンの組み合わせなら大丈夫。
出典 http://wear.jp/tashikanianpan/5946141/
⑦のコーデも⑥と作り方は全く同じ。
同色系(ベージュ)+白(モノトーン)の組み合わせになっています。
出典 http://wear.jp/junior1025/9974698/
チェック柄などの柄物のアイテムのときのワントーンコーデも考え方は全く一緒。
チェックシャツの色も同型色のネイビーで合わせてあげると、統一感が出てオシャレ。
またプラスアルファとして、チェックシャツに使われる色パターンですが、
出来るだけ色の数が使われていないものを選ぶと使いやすい。
基本、3色までで作られたチャックパターンが良いでしょう。
http://wear.jp/nojima/10186722/
⑨のコーデはブラックをベースにワントーンコーデにし、
なおかつ柄物で使わているカーキカラーと足元のスニーカーのカーキを合わせるというさらに上のことをやっている。
ここではそのことよりも、柄物のアイテムも同色系のワントーンコーデにしてあげると統一感が出てオシャレになるということに注目してください。
出典 http://wear.jp/robertbaba/3412872/
⑩のコーデも⑧⑨と考え方は全く一緒。
⑩のような個性的な派手派手コーデでも、
レッドのワントーンコーデにしてあげると、
どういう訳かしっくり見えてしまう…ん〜不思議ですね。
さいごに
オシャレなコーデをする上で重要な要素は、
もちろんアイテムの組み合わせも大事な要素ですが、色使いも同じくらいとても大事な要素になります!
基本の色使い以外に、ワントーンコーデの色使いの引き出しに増えることでコーデの幅はグーンと広がります!
ここまで説明してきた「ワントーンコーデ」の考え方を
ぜひご自身のコーデに利用してみてくださいね!