今回は”着丈”についてお話します。
あなたはジャケット・コートのインナー、
シャツ・Tシャツなどの着丈の長さを意識していますか?
そう。意外と着丈を意識しないでコーデしている人が多いはず。
着丈次第でサマになるかどうかが決まってくるのです!
この記事の目次
アウターの着丈よりインナーの着丈を長くする!
アウターとインナーの着丈を一緒くらいの長さにしてしますと、
腰の位置が強調されてしまう。(下記の画像)
出典 https://www.pinterest.jp/pin/373376625335547624/
日本人は”胴長短足”というデメリットを抱えているので、
シルエットの見え方には注意する必要があります。
では、
カッコよく見せるにはどうしたらいいのか?
それは、インナーの着丈をアウターよりも長くしてあげることです!
アウターよりも着丈を長くするだけで、
視覚効果で腰の位置をボヤけ、足が長く見えるのです!(下記の画像)
出典 https://otokomaeken.com/mensfashion/6296
また、アウターの着丈も短く見えることで、
胴が短く見えて足が長く見えます!
アウターとインナーが同じような丈のモノでコーデするテクニックとは!?
出典 https://otokomaeken.com/mensfashion/6296
アウターに対してインナーの丈が同じくらいでも、
さらにインナーを加えれば大丈夫!
上記の画像のように着丈の長いインナーをさらに加えて、
アウターとインナーのメリハリを”レイヤード”でもっと作ってあげるのも吉。
むしろ、今っぽくカッコよくなりますね!
Tシャツなどのトップス一枚のときの着丈の長さはどうする?
考え方は前の項で述べていたことと同様に、着丈が短いと胴長短足を強調してしますので、
着丈を長くし、視覚効果で誤魔化すのは一緒。
何となく「着丈が長い服は胴が長く見え、短足に見えないか?」
と思っていた人も多いはず。
また、アパレル店員さんから同じような説明を受けた人もいると思います。
しかし、そんなことはありません。
着丈が長いほうが基本的に足が長く見えます!
着丈の長いトップスの着こなし方
基本的に着丈が長いとトップスに”ボリューム”が出ます。
下記の画像を見れば一目瞭然。
出典 https://www.pinterest.jp/pin/347832771203570976/
では、トップスにボリュームがあるときには、
シルエット作りはどう考えれば良いのか?
シルエットの基本的な考え方は、I・Y・Aラインシルエット。
I・Y・Aラインシルエットに関しては、下記のリンク先の記事が詳しいので未読の方は是非ご参考に。
トップスにボリュームが場合は、Yラインシルエット。
ボトムスに細身のパンツを合わせればオッケー。
ボトムスに細身のパンツを合わせるときの注意点!
Yラインシルエットは上下にメリハリをつけないといけません。
特にボトムスはキュッと細く見えないとトップスのボリュームが台無しになってしまいます。
そこで注意するのが、
バンツの裾が長く”クッション”が出来てしまわないようにしなければいけません!(下記の画像)
出典 http://www.mensfashion.jp/
トップスは着丈も長く、ボトムスも細身のパンツで問題無し。
しかし、パンツの裾にクッションが出来てしまい、無駄なボリュームが出てしまっている。
そんなときは、裾を”ロールアップ”してスッキリさせてあげれば大丈夫!(下記の画像)
出典 http://www.mensfashion.jp/
さいごに
ここまで”着丈は長めに”と述べてきましたが、
かと言って、長過ぎてもいけません!
着丈が長過ぎで、ヒップがほとんど隠れてしまっている人がいますが、
そうなると、
さすがに見える面積が狭くなり、今度は足が短く見えてしまうので注意が必要。
また、
レイヤードでインナーを見せようと過剰に見せ過ぎているケースもあります。
注意しましょう!
目安としては、見える範囲を10cm以内までと覚えておくといいと思います。
理想は指3本の5,6cmがベスト!
メンズファッションおいて”やり過ぎ”はご法度。