今回はパンツのシルエットについて。
「テーパードって何?」「スキニーって何?」「ブーツカットって今穿いてもいいの?」
など初心者からしたら疑問だらけかと思います。
そこで改めて「パンツのシルエット」を
タイプ別に詳しく解説します!
パンツシルエットの種類は大きく分けて3つ
出典 https://otokomaeken.com/mensfashion/12981
パンツのシルエット作りは大きく分けて3種類です。
- ストレート
- ブーツカット
- テーパード
この3つです。
- 裾が膝からまっすぐ落ちているものがストレート
- 裾が大きく広がったものがブーツカット
- 裾が細くすぼまったものがテーパード
ということ。
つまり、裾が「まっすぐ」か、「開いている」か、「細くなっている」か。
また3つのシルエット以外にも、
裾が開いている・細くなっている度合いによっても違う名前で呼ばれています。
例えば、
同じストレートシルエットでも、
大きく太い幅のものは『ワイドパンツ』などと表現しますし、
同じブーツカットシルエットでも
大きく太い幅のものは『バギーパンツ』などと表現しますし、
同じテーパードシルエットでも
極端に細いものは『スキニーパンツ』などと表現します。
とりあえず、初心者の方は3つシルエット以外にもこういうシルエットがあることだけ頭の片隅入れておくだけでいい。
では、3つの基本シルエットについて解説します。
ストレートパンツ
出典 https://mensnonhen.com/pants
スタンダードなパンツです。直線的なシルエットで、流行にとらわれないシンプルな美しさ。
流行り廃りのないストレートシルエットと言われていますが、
注意することがあります!
それは裾に気を使わないとカッコ悪くなっていまう!
ストレートパンツの裾は、他のシルエットと比べると狭くもなく広くもないビミョーな裾幅だということ。
この微妙な裾幅がパンツのシルエットの見栄えを悪くしていまいます!
では、どうするか?
ストレートパンツを選ぶなら、裾の長さに気を使ってください!
裾の長さを長くしたままだと、クッションと呼ばれるシワができてしまいシルエットがカッコ悪くなってしまいますので注意。
クッションがあまり出来ないような長さで裾上げをしてください。
テーパードパンツ
出典 https://mensnonhen.com/pants
裾に向かってだんだん細くなっているパンツ。テーパードは「先細りになった」を意味します。
最近は、どこへいってもテーパード!テーパード!テーパード!
スッキリと着こなせるシルエットで、メンズ・レディースともに人気の高いアイテム。
細身のパンツがはけない人でも、腰回りにゆとりがあるので、無理なく取り入れられます。
近年トレンドとなっている「テーパードシルエット」。
ユニクロからハイブランドまで過度に細くした「スキニーパンツ」などは多く展開しており、
メンズファッションのスタンダードになっていると言えます。
ブーツカットパンツ
出典 https://mensnonhen.com/pants
膝から裾にかけて広がっていくシルエットのパンツ。ベルボトム、フレアーパンツとも呼ばれる。
もともとは、ボリュームのあるシューズ(ブーツ)と合わせやすいように裾を広くすることで、履きやすく、美しく見えるよう工夫されたもの。
ブーツカットシルエットは近年でもっとも廃れているシルエット。
もちろん、トレンドは繰り返えされますので、
また近いうちに必ずブーツカットのトレンドが来ますが、今だけは避けておきましょう!
さいごに
着ているアイテムの全体的なI・Y・Aシルエットが大事なのは当然ですが、
こういったパンツの中にもシルエットの考え方があるという予備知識を持っておくことも同じくらい大事!
例えば服を選ぶとき、
全体のシルエットはYシルエットにしようと設定した場合、
トップスはルーズ(太く)、ボトムスはタイト(細く)する。
このときボトムスのパンツのタイプはどれがいいか?と考えたとき、
タイトになるタイプのパンツを選択すればいいので、
上記で述べてきた内容に沿って選択すると→テーパード(スキニー)パンツが正解!
といった具合に自然と取捨選択できるようになれば、ファッションの基本はマスターしたも同然です!!
あとは、自分の好きなファッションスタイルの系統に合わせるだけです!
パンツシルエットの考え方は知っていて損はありませんので、
ぜひ身につけてほしい内容です!!